…も、世間に訴えたいメッセージもないんです。
だから、インストバンドなのです。
…と、言ってきましたが、実は、
「歌詞で状況を限定するより、そのメロディを聞いて感じた気持ちで、それぞれのシチュエーションに差し込んでいってもらって、聞いた人それぞれのメッセージを作ってもらいたい」
というのが本音なわけですよ。
おそらく最後にしっかり歌詞を書いたのは「柘榴の夜」というタイトルでした。
当時やってたバンドの事で非常に悩んでてバンドを辞めようか?辞めまいか??でもやっぱバンドって素敵だよね。という葛藤を全力で歌詞に乗せました。
曲も歌詞も自分的に非常に満足いく仕上がりになり、満たされた気持ちになって
「もう歌詞は書かなくてもいいかな。」と思いました。
それから、そのバンドでも歌詞は他のメンバーにまかせる事にしました。
とはいえ、曲たちの方から状況を限定してもらいたがる曲も存在するわけです。
ただいま数年ぶりに歌詞を書いています。
本当は、その後にやったTHE151Aというバンドでも書いたけどほとんど適当に書いたし、先日、別にやってるANTENNAというテクノユニットでも歌詞を書いたのですが、それは友人の恋物語をただ活字に起こしただけなので、そこに僕はいないわけで。
ということで、今回は自身から湧き出したものを活字に起こしています。
ところが…
あらすじは定まったものの、なかなか上手く歌に乗せれません。
あれ、作詞ってこんなに難しかったっけか??
ちう具合で、青春時代をたくさん思い出そうと頭に思い浮かべてみるもどれも鮮やかではなくなってきている。これまた歳だな…
ということで、タイトルは「記憶」と名づけようと思います。
あ、すかしてません。俺。