bohemianvoodoo×カルメラ
bohemianvoodoo×カルメラ

bohemianvoodoo×カルメラ

最初に。
長いから覚悟をw

土曜は横浜DOLPHYにてbohemianvoodooと2マンライブでした。

ボヘは、夏にツアーで東京に行ったときに、尊敬するShima&ShikouDUOのトランペッター島さんが、SilentJazzCaseという島さんのソロプロジェクトで渋谷のタワーレコードでインストアライブがあるということで、見に行ったときに、共同インストアライブで出演していたバンドでした。
島さんから紹介していただき、その日は一瞬挨拶しただけだったのですが、カルメラのYoutubeなどを見て気に入ってくれ、Twitterでどんどん一瞬で仲良くなり、今回呼んでもらうことになりました。

この日をどれだけ待ち望んだことか。

今回横浜の老舗JAZZバー、DOLPHYの30周年として今回のイベントを行っていただきました。
深夜の大阪を出て、横浜についたのは朝の8時ごろ。
恒例の健康ランド(サウナ?)で仮眠をとりつつ、DOLPHYに入ったときは、会うのが二回目とは思えないくらい、久々に親友にあった感触でした。

写真

リハ終わりで軽く食事を済ませ、すぐにボヘのライブがスタート。
相変わらずボヘはハイセンス、ハイクオリティな演奏と楽曲で素晴らしいライブを見せてくれ、興奮しまくりでした。
そもそもタワレコでライブを見たときに直感で感じた「悔しさ」。
カルメラはJAZZ目線でみたら超邪道ですが、カルメラとは結果アウトプットしてるものは全然違いますが、勝手ながら核の部分にあるものにカルメラと同じ「価値観」を感じ、それをさらにカルメラがやってるよりも明確に形にしてるバンドだなと感じて相当悔しかったのと共に、大ファンになりました。
hideya、USKも非常に興奮して、「これは、ヤバい。このバンドめちゃヤバい」を連呼しておりました。
当然のごとく、良いライブをされてました!

カルメラはというと、先日、3人の脱退があり、急遽、hideya&USKに手伝ってもらうことになり、アルトサックスのツージーには、今までやってたパートを全て見直して、役割を根本的に変えてもらったり…とバタバタ劇のなか新体制での初ライブでした。
正直、虚勢は若干張っていました。「問題なくこれからも良いライブをし続けるよ」と公言していたものの、本当は不安で一杯でした。
さらに仲良くなった友人(ボヘ)たちや、そんな僕らを横浜のみんなに紹介したいと言ってくれた彼らの期待を裏切ってしまったらどうしよう…と。
しかし、そこはさすがにFxF(カルメラの前身バンド)のメンバーだったhideya&USKです。
一曲目が始まってイントロで不安は全部ふっとび、いつも通り、いやいつも以上のライブが出来ました。
むしろカルメラ結成以来一番良いライブをしたのではなかろうかと思っています。。
帰ってから改めて記録した演奏を聞くと、そりゃまだまだ反省点は多数あるものの、新体制、一発目のライブが、過去最大の好感触になるとは、誰も想像できていませんでした。
確実に新カルメラの新たなステップの感触を感じ取ることが出来た。本当にありがとう。

まぁその後は朝まで打ち上げで大はしゃぎ。終始笑顔の耐えない旅でした。
さらに翌日は、みんなで近辺では名物の美味しいスープカレーを食べて、寝てないにもかかわらずbashiry君が、DEEP横浜案内をしてくれるとのことで、濃すぎるキャラの人達がいるお祭りにいって、黄金町ちょんの間の跡地がカフェになってると案内してもらいました。いよいよ帰る時間になり見送ってくれるbashiry君の寂しそうな顔を見てると、本気で帰りたくなかったです。
写真3

黄金町、日の出町エリアは、僕が「私立探偵濱マイクシリーズ」の大ファンなので、何度か訪れたことがありましたが、少し小奇麗になっていっており、日劇もなくなり、寂しさもありましたが、それでも西成、新世界に負けないくらいのDEEPな名残はまだまだ残ってました。とてもレトロでイナタい町並みは、遠い横浜の土地とは思えない馴染み具合でした。

いつも、カルメラ遠征の帰りの車中は、間違いなく「反省会」なのですが、今回は帰りの車中もずっと、「本当に楽しかった。良かった。」の連呼で、最後まで笑顔でした。
今回、このような楽しい旅になったのは、間違いなく僕らのライブの内容ではなく、bohemianvoodooのみんなと、雑な演奏の言い訳の為にJAZZの横に「ロック」とかがげたカルメラを温かく迎えてくれた横浜の皆さん、遠くからカルメラを見るために駆けつけてくれたお客さんや友人。そんな皆さんのおかげで、新しいカルメラを出発させることが出来ました。
新生一発目が横浜で本当によかった。
場所次第で、冷ややかに見られる感じのライブだったら、自身を喪失してしまってたかもしれません(笑)
みなさん本当にありがとうございました!

当日のライブの模様をDJ YOSHINOSUKEさんの双子のお兄さん、名古屋からわざわざ来てくださったカメラマンのAKITAさんが撮ってくださって下記にあがってます!
http://bit.ly/deDjKF
http://bit.ly/9f4Ntk

さらにこの旅の途中にJAZZ JAPAN(旧スウィングジャーナル)の編集長の三森さんとお話させていただく時間を頂きました。
とっても気さくな方で、柔軟な音楽感、新しい世代を応援する考え方、とても感服し楽しく刺激的な、素晴らしい時間でした。
戦後の日本ジャズ界を63年もけん引してきた雑誌の編集長でもあった三森隆文さんが、まさか僕らのような邪道な若輩ジャズバンドの考えに同調していただけるとは、光栄で涙が出そうでした。
ドラマなどで、不良少年が熱心な先生に出会い「話の分かる大人」に出会えて喜ぶようなシーンがありますが、
そんなツッパリ少年の気持ちが少しわかりました(笑)
まだまだたくさん話がしたかったです。この様子の一部をJAZZ JAPANのvol.5にて掲載していただけるそうです!
楽しみでなりません!みなさん書店へ走ってください!
写真1
※JAZZ JAPANの三森さんがお話するのに手配してくださった、「かるめら」というお店。

ということで本当に楽しい旅でした!
I LOVE ニッポン。

2件のコメント

  1. SECRET: 0
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    ひでやん&USKが入って、
    沖縄に来れない理由が全くなくなったでしょー!
    どーんとおいで!どーんと!!

  2. ゴウシ

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >KEN子殿
    いやいや、絶対来年こそ行きたい!!!
    今から予定組みますわ!

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