Twitterにも書いたけど、多分、普通の人より全国をうろうろしてるあげく、あちらこちらのスーパー銭湯や温泉、サウナ、カプセルホテルの類いのものに結構いくんです。
まぁカルメラでは、特に風呂にこだわりが強いパクちゃんがいますが、今回は俺的観測を少々。
今では地方ではホテルに泊めていただけておりますが、昔は圧倒してバンド自体が貧乏だったし、渋滞で会場入り遅れるわけにもいかないので、基本的には機材車で深夜移動した上、ライブする地方に着いたら明け方で、銭湯やカプセルホテルで時間をつぶして、ライブして、本番終わったら帰るという基本コースだった。
まぁ今でも、早朝にホテルにチェックインして10時にアウトさせられるよりはという意味もあるし、メンバーみんな風呂好きなので、あえて、着いたアシでサウナやカプセルに泊まる事は結構ありますが。
なかでも特に良い印象だったのが、長崎の「ふくの湯」、箱根の「天山湯治郷 一休」だったという話。そして、「鶴橋 延羽の湯」が秀逸だという話。
お風呂屋さんにもパターンがありまして、
・スーパー銭湯タイプ
・風情ある温泉タイプ
・昔ながらの銭湯タイプ
・都市型サウナ&カプセルタイプ
・健康ランドタイプ
まぁそれらが混同したり、と。
特に僕たちが行く機会が多い「スーパー銭湯タイプ」を軸に考えてみます。
このタイプはやはり規模が大きく広い敷地にたくさんの種類の風呂があり、たいていの場合、岩盤浴も併設してます。岩盤浴の話を視野にいれるとさらに細分化されるので、一旦忘れて、このスーパー銭湯タイプ。
旅の先々で、「良いお風呂ありますか?」と聞くと、実際、その街の人達が自身を持ってオススメしてくださるのは、スーパー銭湯タイプが多く、実際、満足度も高い。
がしかし、基本的に、このタイプ、室内に「シンプルなお風呂・何種類かのジェットバス・電気風呂・座るタイプ・月別のテーマ風呂(牛乳だの日本酒だのバスクリン的なものであったり)」露天風呂に「岩風呂・釜タイプの風呂・ひのきのお風呂・寝湯・源泉」、他にサウナ・水風呂・ミストサウナが、中にあったり外にあったり…と、ある程度パターン化されてるので、個人的には、そこからどんなプラスαなサービスがあるかという所です。
ここで「鶴橋 延羽の湯」が何故に秀逸か?といいますと、皆さんも経験あると思いますが、たいていの温泉やホテルなどで、無料で設置されているのは、どこのメーカーかも分からない洗ってもパサパサにしかならない「リンスインシャンプー」に必要以上に油分がとれるのか、洗った後に肌がバサバサになる「ボディソープ」が置いてある事がだいたいなのです。
そもそもアレらに需要があるのか謎。実際、良質のシャンプーを別途カウンターで販売しているし。
すなわち満足いかない事前提やないか!という所ですが、「鶴橋 延羽の湯」は「TSUBAKI」のシャンプーとコンディショナーが置いてあります。
まぁ男性だと、洗えればなんでもいいや。という人もたくさんいますが、TSUBAKIがあるので、パサパサ頭になる事はありません。
さらに、多くの場合、サウナでのロウリュウ(分からない人は調べてね)は、建物内に併設された別途料金が必要な岩盤浴に付いてあるサービスですが、「鶴橋 延羽の湯」は、お風呂のサウナでロウリュウが受けれます。まぁ延羽以外でもロウリュウやってる所、ぽつぽつあるんですが、このTSUBAKIとロウリュウのダブルパンチで、秀逸さを獲得しておる多くの理由です。
大阪市内で言うと、個人的に難波にある「太平のゆ」にも、よく行きましたが、こちらもお風呂自体の造りや設備でいうと大差ないのですが、シャンプーは例のアレやし、ロウリュウも岩盤浴でかやってません。個人的には延羽には無い「寝湯」がある分、好きなポイントはあるのですが、それでもやはりその二点が無い分、延羽よりも痒い所に手が届いていない感が出てしまいます。
すなわちこのロウリュウと良質のシャンプーの二点さえ押さえるだけで、たいていのスーパー銭湯型の所の評価がグっと上がるのになぁ。と思っておるわけです。
ちなみに素晴らしかったと最初に書いた長崎の「ふくの湯」に関しては、そのオーソドックスなパターンのスーパー銭湯型ではあるうえ、その二点も無いわけですが、ここは高い山の上にあり、露天風呂から長崎が誇る夜景が一望出来ます。
↓こんなん(webより拝借)
この夜景が、その二点が無い事さえ余裕でカバーしちゃっておるわけです!
もう一つの箱根の「天山湯治郷 一休」に関しても、これはスーパー銭湯タイプとは少し違う造りで、箱根のように温泉街の日帰り浴場の場合は、そもそも温泉を楽しむ事を目的としている所が多いので、体を洗ったりする設備であったり、シャンプーであったりは、結構適当だったりするんですが、ここも、箱根の大自然の岩山の景観を利用したお風呂なので、とても景色が素晴らしく、上位にランクインしてきました。
シャンプー問題に関しては、最近は僕も持ち歩いてますが、マイ風呂セットを持ち歩いてさえいれば、シャンプーにストレスを感じる事もないし、まぁもっと言うと、「気に入らない人は買って」のシステムなので、買えばいいわけですが。苦笑
あと、昔ながらの銭湯タイプでは、シャンプーもボディソープもそもそも置いてない事も多いし、
例えば健康ランド型だと、ナイロンタオルがシャワーエリアに無料で置いてあったり。
それらが、「あ、こんな安い入浴料なのに、こんなシャンプーが!」とか「こんな高い料金なのに、タオルは別途レンタルなのかよ」など、と評価するポイントは無数にありすぎるわけです。
いかんせん、最初に記述したように、たくさんの種類を行ってる分、スーパー銭湯タイプで、いたって「あるある」だった場合、決して悪印象は無く満足して帰った場合でも、記憶に残らない事も多いけど、
長野・松本の浅間温泉「枇杷の湯」などは、とても質素な設備にも関わらず、建物から漂う風情だけでとても素敵だったと記憶に残るし。
昔ながらの銭湯タイプも、シンプルな事が逆に良かったりするし。
それら設備の事を忘れたとしても、お湯やサウナが熱すぎる、ぬるすぎる。とか、いろいろあったりと、
まぁ例のごとく何が言いたいのかよく分からなくなってきましたが、いろいろ奥が深いなと。
結果的に・・
・露天風呂の素晴らしい景観(夜景が見えるとか、自然に囲まれてるとか、オーシャンビューとか)
・風呂の種類が豊富
・サウナでロウリュウやってる
・良質のシャンプーが置いてある
・ナイロンタオルがある
・タオルバスタオルが無料レンタル
・遅くまでやってる
・1000円以下
みたいな所があれば、無敵ですね!
【素敵なお風呂リスト】
大阪・鶴橋 延羽の湯
http://www.nobuta123.co.jp/nobehatsuruhashi/
長崎・稲佐山温泉ふくの湯
http://www.fukunoyu.com/nagasaki_fukunoyu.cgi
神奈川・箱根 天山湯治郷 一休
http://tenzan.jp/ikkyu/index.html
長野・松本 浅間温泉「枇杷の湯」
http://biwanoyu.com/