今、亀田に思ふ事。
今、亀田に思ふ事。

今、亀田に思ふ事。

まぁ、世間では、なんだかんだとまだ大騒ぎな話題です。
僕は、少数の納得派なのですが、まぁ見方はいろいろですね。
でも、判定なんざ微妙なコトやから、実際、負けてても確かに「あぁそうか。」と、それはそれで納得になるんですが。
でも、結局、あのキャラで売ってきて、KO出来なかったのが大きな誤算だったのでしょう。

いろんなアンケートでも、やはりあの日最高59%という視聴率の中には結構たくさん「亀田負けろ」と思って見てたアンチ亀田人もいたらしい。結局、あの敬語も出来なくて、偉そうにしてるキャラで、好きも嫌いも両者の注目を得たわけです。
これが今回のアンケートの差を作ったんだと思う。

結局多くの人が言いたい事は「亀田は、えらそうやけど実際強いらしい」という前評判の中、「あんなけ偉そうに言うといて、KO出来なかったやん。さぶ。」って事だろう。
実際、あのキャラ故に俺も亀田嫌いやったし。
結果、テレビはオモロい方に転ぶので、いままで、タレントまがいの使い方で、亀田亀田といっていたのに、今回ほとんどが、一緒に鳴って、負けや負けやの部分ばかりピックアップされる。
結局、テレビに転がされてる亀田はなんだか哀れに見えてきた。
まぁ知名度をここまであげたのもテレビなんだけど。

実際、いろんな元世界チャンピオンとかの意見でも、「負けだった」「勝ってた」に別れてる。ドローがあるならドローだと。
つまり、微妙な試合だったのだ。
ランダエダが勝ってたとしても、実際、圧勝ではないのだ。

そんな微妙さの中でも、そんなベテランのランダエダにさえ、デビュー間もない新人が最終ラウンドまでKOされずに闘志を燃やしたにもかかわらず「いや。初の世界を掛けた試合でよく頑張った」の声もあまり持ち上げられず。

もしかしたら、亀田も「こんなくらいやったら負けたほうが楽やった」と思ってるかもしらん。けど今更、ここまで売って来たキャラ的にそんなん絶対言うたらあかんし。
バラエティ番組とかでも、大御所芸能人とかにもタメ口しかしゃべらないヒヤヒヤのトークなども、もしかしたらキャラを守る為で、実は敬語も出来るんかもしらん。
もしくは、小さい頃から学校も行かずボクシングばっかりしてきたから実際敬語の話方を知らないのかもしれない。

でも、会場には、さんま、朝青龍、内田裕也、叶ミカ、勝俣と数々の著名人が来ていた。(芸能人って意外と暇なのねと思うw)
それは、まぎれもなく、ただの礼儀知らずの無礼者ではない何よりの証だと思うし。
もし、ホンマにあのキャラのままやったら、誰も来ないし、弟にもキムタクから贈り物とか届かんやろうし、まずテレビから干されてるやろし。

不良キャラやけど、実際の同世代の不良がバイクや女やタバコやシンナーと、悪い事してる間もずっとボクシングを毎日8時間近くやってきた、ただのものすごくボクシングと親父が大好きな少年やん。
実際、ものすごく親父の事が大好きな19歳の青年が親父の為に世界をとる事へ必死に頑張ったという事はまぎれもない事実やん。
よく分からんまま、長々書いてますが、結局、キャラ設定をしっかり作りすぎたんだと思う。

俺は、なんとなく最後の親父と抱き合って号泣するところを見て、ずっと演じてきた無敵のキャラから解放されて純粋に喜んでる一人の青年の姿を見て、今まで嫌いやったけど、ちょっと好きになった。まぁ、世間とはまったく逆やろけど。

もし亀田がものすごく腰の低い、上品で人柄が良いのが内から見えるキャラクターの19歳の青年で…例えば….仮に、小池撤平みたいなさわやかな好青年のキャラで売ってて、でもってあの日の世界戦に挑んでいたとして、で、あの判定だったとしたら….
絶対、今のYAHOOのアンケートの結果はもっと変わってたと思う。
「負けたかな?と思ってヒヤヒヤしたけど勝ってよかった!おめでとう!」って声がもっとあったと思うしTBSへの五万件の苦情も、半分…いや、1/4以下になってただろう。

この、今の状況を打破するには、キャラ変更して改めてリトライするか、今のキャラのままでいくなら次はKO以外だったらテレビ出れなくなるんやろな。

俺は、人生の青春をボクシングに委ねた真面目な青年をしばらく見守りたいと思います。
乱文最後まで読んでくれてありがとう!

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